森林バイオマス熱電供給センター
電力会社より供給される商用電力だけに頼らない森林資源を活用した、木質バイオマス発電によるコージェネレーションシステムを設置します。蒸気から電気と高温水を生み出します。長く厳しい寒さの冬期は、各住戸や施設で常時循環している高温水から熱交換し、温水による床暖房や輻射暖房によって快適な暖房空間を実現します。ビレッジ内の駐車場や車路にも循環熱を利用した融雪システム導入します。また町営浴場や足湯、ハウスでのトマト栽培など、生活の様々な場面において温水を効率良く利用します。木質系バイオマスによる地域熱供給のみという段階的な導入も可能です。 。
エネルギー供給ルート
高温水は供給センターとビレッジ、またやまびこ学園等を共同溝で接続し、高温水循環させ各所へ配ります。全てのインフラを共同溝へ収めることで、メンテナンスが容易となりまた無柱化が可能になります。バイオジビレッジにふさわしい美しい街並みの形成に付与します。ビレッジ内は今回の供給センターからの熱導管が共用廊下内のピットへ接続し配管が続きます。共用廊下は凍結深度を考慮した高さのRC基礎で出来たピットを配管スペースとして活用します。内径150∮程度の熱導管は住戸や施設への熱供給用配管と融雪用の配管を敷設します。