集いの丘
計画地では、学生達が車座になって集ったり、お弁当を食べたりしていました。通りに面した2つの台地は、人が集う魅力を持っています。私たちはこの魅力を継承して伸長した、連なった「集いの丘」をイメージしました。学生たちが日々、礼拝堂の空間を感じられるものを目指したいと思います。計画地の前は構内の大通りとなっていて学生たちが行き交っています。この大通りに対して、内部の空間の息づかいが感じられるような、開放的な礼拝堂とセンターの建物としたいと思います。両施設の間には、通りがあります。この通りの人々からも両施設の空間が感じられるようにありたいと思います。通りの人々のアクティビティが両施設から重なって感じられ、ひとつの連なった空間をつくりたいと思います。両施設からも通りとその先にある空間が連なって感じられるように、軽快な壁柱の重なりでリズミカルで連なった空間をつくります