新しい継承の方法、環境の引用
これまで見慣れた風景を今までに無かった見方で切り取ってみせることで新しい見え方をすることができます。ここでは大きなカーブの屋根越しに風景を切り取ることで新しい伊豆の国の景観を提案します。この大きなカーブは、建物等の人工物では見られませんでしたが、源氏山の等高線の一部となるように計画されています。自然の中に息づいていたカタチを視覚化することで、その環境に寄り添うようにフィットしながら新しい風景をつくりだします。このようにまちのなかに息づく自然や風土などから抽出したもので新しいものをつくっていくことで歴史を継承しながら未来の風景を考えていく視点を提案します。