街に点在するポケット空間
商店街は小さなスケールの建物が並ぶエリアですが、空地や建物より大きなスケールの駐車場が散在し、通りの連続性をなくしにぎわい感を失っています。このポケットのような空地空間は、野外芸術文化ゾーンの「広場と建物が反復する都市ストラクチャー」と類似しています。「アーツ・トワダ」のコンセプトを活かし街として一体性を持った他にはない魅力的な街へと再生するポテンシャルを持っています。それらを「素敵なポケット」空間として再解釈しました。建物と空地がリズミカルに並んでいる都市構成を継承し建築で連続させます。各機能諸室を分節配置し、通りの連続性をつくりながらにぎわいを創出するポケット空間を提案します。